神無月のテーブルに、秋空の色とハロウィンの彩り

空が高く澄みわたり、朝夕の風がひんやりと感じられる10月。暦の上では「神無月(かんなづき)」。藤東クリニック併設レストラン「Porte Bonheur(ポルト ボヌール)」のテーブルにも、深まる秋の彩りがやってきました。7月から3か月間テーブルを照らしてきたひまわりは、今月はひと休み。かわりに登場したのは、秋空をそのまま映したような水色のカーネーションと、ハロウィンを思わせるオレンジのガーベラと紫の花たちです。見ているだけで心が弾む、神無月のアレンジをご紹介します。

10月の一輪挿し勢揃い 水色のカーネーションとオレンジのガーベラ

「幸福の扉」を開く、四季折々の彩り

Porte Bonheurは、フランス語で「幸福の扉」。お食事をされる皆様に幸せが訪れますようにと願いを込めたレストランでは、お料理だけでなく、テーブルを彩る生花にも心を配っています。季節ごとの旬の花々が五感をやさしく刺激し、お食事の味わいをいっそう引き立てる——産後のお祝い膳やご家族との大切なひとときに、花のある風景をお届けしています。

今月の主役 ― 秋空色のカーネーションと、お日さま色のガーベラ

今月いちばんの新顔は、水色のカーネーション。フリルのような花びらが幾重にも重なり、澄んだ秋空をひとすくいしたような、やさしい色合いです。深い紫の花と並べれば、ちょっぴり大人の秋色に。カーネーションは、あざやかな濃いピンク、白に桃色の縁取りと、今月は三つの表情でテーブルを彩ります。

もうひとつの主役は、ガーベラ。夏のひまわりからバトンを受け取ったお日さま色の黄色と、元気いっぱいのオレンジ。ご出産を終えたお母様への「おつかれさま」と「おめでとう」を、明るい花の色に託して。

水色のカーネーションと紫の蘭 青い水玉の花瓶
深い紫の花と水色のカーネーション 緑のつる葉
お日さま色の黄色いガーベラと白に桃色の縁取りの花

ハロウィンを思わせる、オレンジと紫の脇役たち

10月といえば、ハロウィン。オレンジのガーベラのかたわらには紫の蘭や深い紫のフリルの花が寄り添い、テーブルにちょっぴり遊び心のある秋のにぎわいが生まれました。オレンジのガーベラには、ころんとまるい緑の実。もうひとつの一輪挿しには、小さな緑のつぼみ。これから咲く日を楽しみに待つつぼみの姿は、すくすく育つ赤ちゃんにも重なります。つる性の緑の葉が、アレンジにやわらかな動きを添えています。

オレンジのガーベラと緑の丸い実 生成りの一輪挿し
オレンジのガーベラと緑のつぼみ 生成りの一輪挿し

器はおなじみの三つの顔 ― 生成り、青い水玉、黒と藍

ぽってりとした生成りのツートンの一輪挿しと、藍色の水玉が愛らしい白い丸花瓶。夏から続くおなじみの器に、9月に仲間入りした黒い釉薬に藍が流れる花瓶が、今月もテーブルに並びます。しっとりとした黒と藍には、あざやかなピンクのカーネーションと紫の蘭がよく映えます。テーブルごとに違う組み合わせが並ぶので、「今日はどの花かな?」という小さな楽しみも生まれます。

黒に藍の釉薬の花瓶 あざやかなピンクのカーネーションと紫の蘭
10月の花々を上から 水色のカーネーションとガーベラ
黄色いガーベラのアップ 奥にピンクと水色のカーネーション

「病院らしくない病院」が生む、安らぎの時間

藤東クリニックは、ホテルのような設えの「病院らしくない病院」を目指しています。ご出産という大仕事を終えたお母様が、ふと目を上げた先に花がある。それだけで、肩の力がすっとぬけて、お食事の時間が深いリラックスのひとときに変わります。花の彩りは、産後の心にそっと寄り添う、いちばんやさしいおもてなしだと考えています。

幸せを願うおもてなし

小さな一輪挿しに込めた、大きな「おめでとう」。10月のPorte Bonheurは、秋空の色とハロウィンの彩りとともに、皆様をお迎えします。ご出産・ご入院の際には、テーブルの上の秋の花たちに、ぜひ目を留めてみてくださいね。


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